2016年 11月 の投稿一覧
自分の良いところは、後から気づくのかもしれません。
もうすぐ、卒園式、卒業式の季節ですね。
長年、保育園や学校の卒業式を撮ったりしていると
色々の事があります。 園児第一の園長さん。「園児が主役だから自由にとってね❤」 こんな園長さんは大好きです。
撮影ににも力が入ります。
「式優先の校長さん」などは、かなり、ビデオ撮影の制限をされます。
「前に出るな!動くな!」と 高圧的な先生方もいらっしゃいます。
前に出なければ、演壇に向かい合った卒業生は、撮れません。
「ビデオカメラマン」の存在自体を否定されたような気がします。
そんな校長さんは、忙しいので出来上がったビデオを殆ど見てくれません。
カメラマンの私は、ただただ、ご依頼主のご父兄に、「すまない」と思うだけです。
ある大好きな保育園での話です。
おゆうぎ会で、一緒に演技できないお子さんが、ステージの幕の前のスタンドマイクに
先生に付き添われて来ました。観客の父兄の方は、固ずを飲んで何を言うのか待っています。
なかなかその園児は、話せません。 一呼吸、二呼吸、「シーン!」 みんなは、待っています。
そして「こ・れ・か・ら、○○を・始め・ま・す。」とうとう言い切ってくれたその園児さん
に、万雷の拍手が、巻き起こりました。そして、寸劇が始まりました。
そんな保育園の園長さんは、素敵です。そこの先生も、そこの園も素敵です。
そこは、私立の保育園なので、先生方の移動がありません。したがって、自分たちの保育園が、
こんなに素敵なのを、自覚していません。ほかの保育園も当たり前だと思っています。
案外、家の中もそうかもしれません。
タイムトンネルムービーで、家族の記録を残しておけば! 10年後に、改めて、自分の家族の素晴らしさや、真意がわかったりするかもしれませんね。