写真学生時代に、一眼レフレンズの標準レンズ(50mm)の画角(人間が横位置で普通に見える画角)を目に覚えこませました。
それによって、瞬時に半分の24ミリ広角レンズで撮るか?望遠レンズ(105ミリ)でとるか?決めたものです。
それが、ズームレンズが、全盛になり、「標準レンズ」という言葉さえ無くなりつつあります。
そして、今は、携帯、スマホが全盛になり、縦位置も主役になりました。
そんな中、この黄金比スケールをスマホに張り、撮るときの構図決めに使っていると、動画撮影の時でもスチール撮影でも、いやでもこのガイドが目に入ります。
そして、半年ぐらい利用し続けると、自分の撮った画像の構図が、決まってきたことに気が付き始めます。
個人差はありますが、一年ぐらいたつとファインダーの矩形でものを撮るとき張っていた黄金比スケール
がなくても、自然に趣き深い構図(※1)が取れるようになります。
※1「趣き深い構図」とは、決め決めの判り易い構図で見栄えが良い単純な構図と違い、飽きない構図です。
例えば、玄関に飾ってある写真は、「パッと見てすごい!」と思える写真が多く、寝室やトイレ?など長い間
見ても飽きない写真の構図が、これに当たります。